現在のVR利用について

私は数年前から、VR空間で日拝や儀式を行っている。毎日では無い、たまに、といった所だが。

VR空間で本当に儀式が行えるのか?と疑問を持つ向きも有ると思う。少なくとも私は行えている。エネルギーの感触なども通常通りだ。
もちろん、VR空間と現実空間は色々と違う。VRで海に行っても、音も匂いも本物の海では無い。ただの自室だ。
見ている景色も現実に比べればチープなものだ。しかし、儀式を行える。
それは私が日拝や儀式を行う際に、VRの風景の向こうにある”本当の”風景を透かし視ているからだ。
風も匂いも”本物”では無くても、見ているモノがチープでも、それを触媒として本物を視る。

VR空間が現実の部屋より優れている点は没入のしやすさ。とっちらかった自室より、仮想であってもそこに望む風景が拡がっているのなら、自室より没入しやすくなるだろう。これを覆すには日常の匂いのしない儀式専用の空間を作ることだが、一般人には難しいと思う。
また、さらにVR空間の優位としては”日常あり得ない風景”を得られる所。Google Earth VRを使えば、自室に居ながら富士山の頂上にもグランドキャニオンにも行ける。自宅の上空を飛び回ることも思うがままだ。
Mitakaを使えば、太陽系を俯瞰することも、月に降り立つことも出来る。
VRchatで幻想的なWorldを旅すれば、イメージ喚起の役に立つかも知れない。

これ等の疑似体験は、その後のイメージ構築にも大きな影響を及ぼす。
だからまぁ、VR体験はお勧めだ。もちろん、お金は掛かるが。