春分儀式のメモ

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以下は、Markdown形式に変換し、章立てした記事です。

2024年春分の日の秋分儀式

2024年3月20日、春分の日に秋分儀式を行ったので、その報告をしたいと思います。

準備

当日までに、いくつかのサイトや書籍を参考に自分流の「監視塔儀式」を作成しました。作成したものは画像付きのPDFにまとめ、ブログで発表しました。

当日は、ほとんど練習できなかったものの、無事に儀式を実行することができました。

儀式の流れ

儀式の流れは以下の通りです。

  1. 部屋の片付け
  2. 祭壇の準備
  3. ローブ(自作)や魔術武器、エメラルドタブレットのセット
  4. 監視塔儀式
  5. 生まれなき者の儀式
  6. ガブリエルの守護
  7. 閉式
  8. 片付け

全体で約1時間を要しましたが、正直なところ、準備と片付けの方が時間を要しました。

儀式中の注意点

部屋が狭いため、ローブが色々な物に引っかかりそうで危険でした。次回は、ローブを省略するか、何か工夫が必要だと感じました。

儀式中、練習していない監視塔儀式でも上手く入り込めたのは、五芒星大儀礼に慣れていたからだと思います。

神秘体験

儀式中、いくつかの神秘体験がありました。

全体的に薄暗い空間で儀式を行っているような感覚があり、視野が変化していました。監視塔については、くっきりと視覚化することができ、レンガのディティールまで感じられました。別次元にある監視塔が、別の空間へのワープホールが開いているかのような円形の窓の中に現れ、そこからのエネルギーを感じました。また、冷熱感や音も感じられました。

天使たちは、私が設定したテレズマの姿を纏い、はっきりとした気配を感じました。

生まれなき者の儀式では、自らが創世の巨人となったような感覚で宇宙を眺めることができました。

以上が、2024年春分の日に行った秋分儀式の報告です。

監視塔儀式 式次第PDF公開

監視塔儀式 式次第公開

今年の春分儀式の一巻として監視塔儀式を行うことにしました。それで式次第のPDFを作成したので公開します。

監視塔儀式とは?

監視塔儀式は、魔術の実践において守護と保護を求めるための儀式です。この儀式では、四方を監視する塔を想像し、各方向の守護者に呼びかけます。これにより、魔術師は自身と空間をネガティブな影響から守り、儀式や魔術的な作業を安全に行うことができます。

儀式の式次第

監視塔儀式の式次第は、多くの文献で紹介されていますが、実際には文書だけでは理解しにくい部分があります。そこで、私は画像付きの式次第を作成しました。これにより、儀式の流れを視覚的に把握しやすくなります。

儀式文書の公開

私が作成した儀式の文書は、いくつかの資料を合成して作られたものです。そのため、他の儀式の文書とは若干異なる部分があります。これらの違いを認識した上で、ぜひ参考にしていただければと思います。

儀式での道具の使用

儀式で使用する道具については、必ずしも厳密に守る必要はありません。自分なりにアレンジや省略を加えて、自身に合った方法で実践してください。

儀式の式次第と文書のリンク

以下に、私が作成した監視塔儀式の式次第と文書のリンクを掲載します。この資料を通じて、春分の儀式をより深く理解し、豊かな魔術的な体験を得ることができることを願っています。


この記事が皆さんの魔術的な実践に役立つことを願っています。春分のエネルギーを最大限に活用し、充実した儀式を行ってください。

監視塔儀式のPDFとtxtをアップ

今年の春分の儀式はかなり本格的に行うことにしました。その中で、監視塔儀式を取り入れることにしました。しかし、自分のスタイルに合ったサンプルが中々見つからず。中途半端に編集するくらいなら、自分で翻訳することに決めました。

参考にしたのは、いくつかの英語サイトと、日本語サイトのAnimaMystica(https://anima-mystica.net/)です。翻訳にはChatGPT4、GoogleGemini、DeepLを駆使しました。自分の言い回しや、採用したい部分を取り上げて整える作業は大変でしたが、それなりに満足行く物になったので、苦労の甲斐がありました。

今後は、儀式の文言などをバージョンアップしていく予定です。
また、サインや図形などの図を入れたいと考えています。プリントした紙を持っていればサインなどに困ることがない物にしたいからです。これは練習の時に役立つはずです。ただ、これにはAIは使えません。
なので、私が持っているIllustratorやDesignDollと、これまで作ったコンテンツが役立つでしょう。

今回のバージョンは、テキストとPDF版を添付しますので、良かったら見てください。

パスワークと星幽体投射:ミクロコスモスとマクロコスモスの照応

ミクロコスモスとマクロコスモスの照応は、黄金の夜明け系の魔術において重要な概念です。「上は下の如く、下は上の如し」という言葉が示すように、私たちの肉体は宇宙のより大きな構造を反映しています。この照応を活用して、自らの身体にある生命の木の象徴に働きかけることで、より広範な意識の領域とつながることができます。これは、タロットなどのパスワークを通じて行われ、私たちの無意識から民族的・人類的な意識へとつながります。

パスワークと星幽体投射の目的

パスワークと星幽体投射は、単なる精神的な探求以上のものです。これらの実践は、自己認識を深め、より高い意識状態を達成し、さらには現実世界に変化をもたらすためのツールとして使用できます。

たとえば、パスワークを使用して、自分自身の内なる葛藤やブロックに対処できます。パスワークでは、タロットカードやその他のシンボルを使用して、自分の無意識を探求し、パターンやテーマを明らかにします。これにより、自己理解を深め、より調和のとれた統合された個人になることができます。

星幽体投射は、遠隔地の探索、ヒーリング、さらには他の次元とのコミュニケーションに使用できます。星幽体投射では、肉体を離れてアストラル体で旅行します。これにより、物理的な制約を超えて、より広大な現実を体験できます。

安全な実践における注意点

パスワークや星幽体投射を実践する際には、次の注意事項を考慮することが重要です。

グラウディングを重視する: 常に自分自身の身体と現実世界にしっかりとつながっていることを確認してください。これにより、他の次元からの影響を軽減できます。グラウディングを行う方法は、瞑想、ヨガ、自然の中で過ごすなど、さまざまです。
日常との混交を避ける: 投射中に経験したことを、日常生活に持ち込まないように注意してください。これにより、現実認識の混乱を防ぐことができます。投射後のグラウディングが重要です。
段階的に練習する: いきなり奥深い領域に飛び込むのではなく、段階的に練習してください。これにより、自分の能力を評価し、安全に限界を広げることができます。たとえば、最初は自分の部屋の中で星幽体投射を行うことから始め、徐々に範囲を広げていきます。
信頼できるガイドを見つける: 可能であれば、経験豊富なガイドの指導の下でパスワークや星幽体投射を実践してください。これにより、安全で効果的な方法でこれらの実践を行うことができます。

パスワークと星幽体投射における現実感

私は、パスワークや星幽体投射におけるリアリティは、受け身ではなく能動的に付与されるものだと考えています。たとえば、星幽体投射で宇宙に出た場合、事前に宇宙空間について調べ、自分の経験にその情報を組み込みます。これにより、より鮮明で現実的な体験を生み出すことができます。

また、パスワークや星幽体投射中に、自分の意図を明確にすることが重要です。何を達成したいのか、どこに旅行したいのかを明確にすることで、より強力で焦点を合わせた体験を生み出すことができます。

パスワークと星幽体投射の限界

これらの実践を進めると、自らの領域の探求から、他の次元とのつながりへと進むことができます。ただし、自らの実力を超えて奥深くまで進むことは危険です。コントロールを失い、「帰って来れない」可能性があります。自分の限界を認識し、無理をしないことが重要です。

結論

パスワークと星幽体投射は、ミクロコスモスとマクロコスモスの照応を活用して、より広範な意識の領域を探求するための強力なツールです。ただし、これらの実践を安全かつ効果的に行うためには、注意事項を遵守し、現実感の構築に重点を置くことが不可欠です。これらの実践を忍耐強く熱心に取り組むことで、自己認識を深め、より高い意識状態を達成し、現実世界に変化をもたらすことができます。

参照文献

Israel Regardie, The Golden Dawn: A Complete Course in Practical Ceremonial Magic
Dion Fortune, Applied Magic
Franz Bardon, Initiation into Hermetics
Robert Bruce, Astral Dynamics: A New Approach to Out-of-Body Experiences

春分へ向けて

春分に向けて儀式の精度を上げていってる。
日拝、プレ、五芒星小儀礼、生まれなき者の儀式。どれも精度を上げてやってみると結構頭がほわほわする。
魔術用デスクトップの壁紙。DALLE-3使えば良いのではないか。四方と中央作ってClipPaintで合成みたいな。

3Dプリンタで四聖獣そろえてみた

折角3Dプリンタ持ってるので、ぼちぼち気が向いたときに四聖獣をプリントした。

最初に印刷したのは随分前だったような……。まぁいいけどね。義務とかじゃ無いし。

それはともかく、昨日牛をプリント。イイ感じのフリー素材が無かったのでなんでか知らないけどインドのナンディーさんになった。聖なる物繋がりって事でヨシ!

あとは生命の木とかもやってみたいな。昔作った生命の木のモデルどっか無くしてプリントできないのよな……。どうしたもんか。

 

宇宙の調べ: 西洋儀式魔術と多元宇宙のアンサンブル

西洋儀式魔術の伝統、特に黄金の夜明け団の流れを汲む者として、19世紀の神秘的宇宙観と現代の宇宙学の融合は、新たな視点と知識の探求への道を開く。この探求は、古代の象徴と現代の科学の間に新しい対話を生み出し、宇宙の深遠な理解へと導く可能性を秘めている。
黄金の夜明けは当時最新の技術、電気を儀式に利用した。我らも同じ事をしてはならないという法は有るまい。本物の科学者でもない私が聞きかじりのアイディアを練る様は滑稽かもしれない。しかし一人の魔術師としてのあがきとみて頂ければ幸いである。

多元宇宙理論は、無数の宇宙が存在し、それぞれが独自の物理法則や運命を持つと提唱する。この理論は、宇宙がエネルギーの生成、隆盛、衰退、そして死のサイクルを経ることを示唆し、これらのフェーズは古代の四大元素—地、水、火、風—と対応する。それぞれの宇宙はこのサイクルの特定のフェーズにあり、それらのエネルギー状態は宇宙の物質とエネルギーの動きを定義する。

元素・四方・エネルギー
生成
隆盛
西 衰退
死・停止

多元宇宙理論の一つにエネルギー時空がある。エネルギー時空のコンセプトは、エネルギーと時空の交差点に焦点を当てる。そしてダークエネルギーやダークマターのような現代の宇宙学の問題を探求する新しい枠組みを提供する。このエネルギー時空という仮説は、宇宙のエネルギーの流れと時空の幾何学を結びつけ、魔術的な宇宙観と現代の宇宙理論を融合させる可能性を示唆する。

西洋儀式魔術の象徴的な枠組みと多元宇宙理論を組み合わせることで、新しい祈りや儀式の可能性が生まれる。四方と四大元素、そしてエネルギーの四段階のサイクルは、神秘的な宇宙観を現代の宇宙の理解と結びつける新しい道を開く。それらは祈りや意識のレベルで宇宙の深遠な真理にアクセスする手段となり得る。

さらなる探求の余地として、「上下」の概念、五芒星や六芒星の象徴的意味、そしてそれらが時空の構造や黄道十二宮、天国、生命の木とどのように関連しているのかを考察することが挙げられる。これらの象徴は、新しい宇宙観の創造と神秘的な宇宙観の再解釈を促進する可能性があり、さらなる探求を刺激する。

この交差点での探求は、古代の知識と現代の科学の間で新しい対話を生み出し、宇宙の本質についての深い洞察を提供する可能性がある。新しい宇宙観の創造は、宇宙の神秘と科学の融合を通じて、未知の領域への冒険へと私たちを誘っている。そして、この冒険は、宇宙の深遠な理解と人間の存在の真実を探求するための新しい道を開く可能性を秘めている。

我々は歩みを止めてはいけない。我々は魔術というArtを行う者なのだから。

ちょいと遅くなりましたが、秋分の日レポート

この数年サボり気味だったので、やってみました。とはいえ、1日遅れなんですけど。

おまけに何か華々しい成果があるわけでもないのですが。まぁ何はともあれ参加する事に意義があるということで。

やりたい事をどんどん増やすので、なかなか完成しないものばかりですがボチボチやっていくつもりです。

 

太陽の船(仮題)詩

8月9日にあった日拝事件(?)の事を今更ながら詩にしてみました。

庭の一隅が私の祭壇
遥か遠く太陽の先に祈る
私は風と共に雲を抜け
そこを目指す

あなたの光は苛烈で優しい
もうその光を受けて幾年月となるだろう

春夏秋冬を幾つ重ね
あなたを見て来ただろう
祈っただろう

そこに在りてなお超然とし
私と別の空を往くあなた方
だからこそ惹かれるのだと思って居た

だがどうであろう
今
私はそこにいる
共に在る

床に足を付け
風を感じ
船縁から外を見る

夢の中の夢
幻の中の現実
夢幻の船は
今足元に在る

幾年の祈りは
新たな祈りとなる

日拝メモ

部屋からサッシ越しに実行。網戸などもあるので通行人には見えなかったと信じたい。

実行からは、割と早めに体外に出ることが出来た。

ただそこからの展開は若干早すぎた気がする。空の過程をほぼすっ飛ばしていったからだ。

黒くもない、光ってもない、白い空間?に船が居る。
新材のような色の太陽の船。神は乗っていない。
これは自分が育てる船なのでは、という予感?がある。