太陽の船(仮題)詩

8月9日にあった日拝事件(?)の事を今更ながら詩にしてみました。

庭の一隅が私の祭壇
遥か遠く太陽の先に祈る
私は風と共に雲を抜け
そこを目指す

あなたの光は苛烈で優しい
もうその光を受けて幾年月となるだろう

春夏秋冬を幾つ重ね
あなたを見て来ただろう
祈っただろう

そこに在りてなお超然とし
私と別の空を往くあなた方
だからこそ惹かれるのだと思って居た

だがどうであろう
今
私はそこにいる
共に在る

床に足を付け
風を感じ
船縁から外を見る

夢の中の夢
幻の中の現実
夢幻の船は
今足元に在る

幾年の祈りは
新たな祈りとなる

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