魔術作業 準備段階 覚え書き

エレメンタマギカ 巻の一 P396~P397
人工天使準創造に関しての要約?とメモ。

a 錬成等の考え方

【要約】
これまでの五芒星小儀礼では、ホログラフ・エネルギーのフィルターとしての大天使だったが、ここに力と意思を加える。
大天使の肉体は我々のエーテルから作られるが、意思は異界からの知性のものである。
どのように区分していくのかは気をつける必要がある。
今回の大天使の準創造においては危険性を極力排除しているが、注意深く実行すべきである。

【メモ】
自分のエーテルという構造を通して異界の知性とコンタクとしていくのだから、それが例え四大天使であっても十分注意すべき。
飲まれないようにする。
増長しない。

b 光球の錬成

熱感を得る訓練があるが、あれを延長・援用したような感じで光球の基礎を作成する。
ここではまず軟式テニスボールくらいの大きさで熱感と磁力のような反発を感じながら作成する。
作成ができたら、それを揉んだり練ったりしながら実在するように感じていく。
【メモ】ここは1日で終了。

c 光球の光輝化

中央の柱で活性化したエーテルを、bの光球に精製しながら封入していく。
光球にエネルギーが十分に入ったら、光球を頭上のケテルに捧げるように持ち、自分の肉体に掛ける。そうすることによって全身の細胞とエーテル体が活性化し、汚れは洗い流され、マルクトの底へ落ちていく。
【メモ】07/12開始。一回目でも十分成果を感じることが出来る。

今後の予定

光輝化(エーテルの純化及び強化)が十分に出来たら、実際の造形に入ることになる。とはいえ、この十分という部分が厄介だ。エレメンタマギカには最低1週間以上行い、自身の浄化と光球に満たされるえねるぎーを実感できるようにする。とある。

ただ、この手の作業はやればやっただけなので、正直どこまでやればいいのかはっきりしない。指導者がいるのなら、判断を付けて貰う事も出来るだろうが、私はソロである。

危なっかしい方法ではあるが、創造の初期段階をちょいっとつまみ、上手く行きそうなら進み、なんか引っかかりそうな予感がしたら、もう一回光輝化を行う、様な感じになるのかなぁ。

ま、ぼちぼちやってみましょ。

一つの魔術作業の開始

先週の土曜日(7/3)に、エレメンタマギカのジェレイターの章をほぼ読み終えた。390Pから人工天使の創造に関する記述があり、それを実践してみたい。

これまで五芒星小儀礼であったり、タロットやタットワカードへの没入でも光体を構築している。人工天使の創造の場合は自分の外に”形”を作る部分に似ているところがある。

ただし、その準備は光体に比べて時間を掛けて天使のテレズマを詳細に作る必要があるし、天使としての振る舞いをプログラムする必要も有る。

この辺りきちんと出来るのか心配だがやってみようと思っている。

ただ、今日に至るまで中々基礎作業をする時間が取れずに苦しんでいる。
本に書かれた期間で実行するのは無理な気がする。
それでもまぁ上手くやってみたい物である。

夕方の日拝

先日(6月30日)の日記より

夕方。夕食後。

虫の声がよく聞こえるので、それを起点にナイル川のほとりで日拝を行うビジョンを作成する。

私は川沿いの芦原の中に居る。虫の声は、日本でもエジプトでも同じなのか。西洋では虫の声は単なる雑音になるそうだが。文明の母たるここでは……?

土の匂い、川の匂い。停滞した藻の匂い。

日は大きく傾きいままさに稜線に消えていこうとしている。
私はそこに空飛ぶ黄金の船を見いだす。私の視覚は私そのものとなり、船に近づく。船には幾人かの漕ぎ手がいて、さらに神々がおわす。船室の前に一柱。舳先に一柱。その間に一柱。

私はそれを強く意識し、挨拶をする。地平線を目指す船は徐々に黒ずむ。
夜が来るのだ。

現実の空
ナイル川のほとり、草むらから沈む陽を仰ぎ見る

魔術について思ったこと メモ

昨日Twitterで流した文。そのまま流れるに任せるのも勿体ないので、こっちの記事にもする。

さて。魔術について、思うままのことを。

幾つかの定義(D・フォーチュンやA・クロウリーなど)を併せて考えると、内面≓心や意思をもってして「何某(なにがし)か」を変えるもの、となる。そこが外界なのか、自身の内面なのかはおいておくとして。

私自身は、魔術は自身の内面と、自身の行動。そして自身が干渉しうる他人行動を変化させられると信じている。
魔術によって鍛えられた内面は、その威力をもってして自身なり、外界なりに影響していく。
ただ、それを自身のありのままの精神だけで行えると思うのは早計。支えるには、魔術的な考えや象徴への理解、日常的な鍛錬が必須と考える。それを自分自身として、つまり自家薬籠中の物として操るには、様々な修行が必要だろう。
その技術体系の一つが魔術なのだろうと考えている。

年を取ってから始めた魔術。様々な所で自身の硬直した部分を認識し、才が足りぬ事を痛感する日々。

しかし、最後の時までにはもう少しマシになっていたい物である。

メモ 象徴と蜘蛛の巣(Symbols and webs.)

最近良く頭をよぎること。

カードにある図が象徴というコアになり、私の人生や他のなにがしかと結びついて蜘蛛の巣ができる。蜘蛛の巣は周辺に行くにつれ、遠く、コアから変化した物になる。

多数の象徴を得、それぞれが十分に蜘蛛の巣を育てると蜘蛛の巣が重なる。蜘蛛の巣は互いに影響し合い、より強固になる。

強固になった象徴と蜘蛛の巣は、私の足場になる。

私は足場から更に飛躍する。

最近、これだったりこれに近いことを徐々に実感するようになってきた。今頃それか、というお叱りも有るかも知れないが。メモとして書いておこうと思う。

エレメンタマギカぼちぼちと

1月初旬に到着した「エレメンタマギカ」。4ヶ月も経ったのに中々読み進められてないのだよなぁ。勿体ないというかなんというか。

昨日、P202まで読み進めた。恥ずかしながら、生まれなき者の知識が無くてどー活かすのか、割と適当だった。この辺りまでやってよーやく野蛮の声なんかも納得行った。というか裏付けを得たってのが正しいか。

このまま先に進んでいって、読み終わるのは何時になるかねぇ。まぁ、そもそも最後まで読みに行けるだけの力量があるかどうかってのもあるか。

しかし技量が届かないグレードの知識にしても、先取りして悪い事はあんまりあるまい。読めるところまで行きますかな。今週は木金が空きそうなので、そこで読込んでいきたいものである。

そんでもって、今日は良いことが有った。「生まれなき者」に関する知識とか儀式の部分を日課の中に活かしたところめっちゃイイ感じだった。幻視と現実の空間がパキッと合わさるというか重なるという感じ。

これまでやって来たことと、書籍の知識。上手く重ねて成果を咲かせたいものだな。

 

今朝の日拝

今朝は雨が割としっかり降っている。

家の軒先から日拝実行。雲の向こうに太陽があり、私は光体をもってしてそこを目指す。
太陽の前には太陽の船が在り、私はそれを目指すが、距離を空けられる。
次の瞬間、私は船に追いつこうとするが、また離される。
近づいては離れ、近づいては離れを数度繰り返すと、場面は地球近傍の宇宙空間となる。

地球を左下に、太陽を正面に。太陽の船は太陽の方角から右回りに宇宙空間を往く。
私は思う。「いや待て、太陽の船が想定しているのは宇宙では無い。なら宇宙ではどうすれば」
と考え始めると、意識が急激に膨張していく。
言語情報が何も無いまま、白い光が近づいてきて、飲まれる!と思った時、体に戻って来た。

よく分からない体験だった。

今朝の日拝

朝。曇り空。ひんやり感が心地よい。

遠くに数種類の鳥の声。雲をスクリーンにして拡がる川辺の芦原を視る。
彼方にピラミッドがあり、そこから日が昇る。周囲に古代エジプト人の格好をした人達が太陽に向かって跪拝する。私は太陽を強く意識し、そこに太陽の船を見いだす。

死を呪う太陽

夕方の日拝について。

今日の日拝はちょっと変わったことがあった。
夕食後19時過ぎのため、既に暗くなった空に幻視を得ようとする。
いつもは黄金から半ば黒く染まった太陽の船が、死の運命を粛々と受け入れるかのような雰囲気なのだが。


本日は真っ黒く染まった太陽の船の上に一人真っ黒な神が居て叫んでいた。
「何故死ななければならないのか。何故死ななければならないのか。世は春を迎え、命の喜びを歌い上げているのに、何故死ななければならないのか。何故だ!」
途中からは、言葉では無く思念というか気配だけが伝わってきた。
それは悲しみのような呪いのような。